小林的geography 第10回『世界の国旗コレクション』 [火災報知器 小林「小林的geography」]





このコラムの1回目にも書いたのだが、ぼくが地理の世界に興味を持つようになったのは色とりどりのきれいな国旗に魅せられて、マジックを使って何故だかお子様ランチに刺さってるくらいの大きさの国旗を作り始めた事から始まった。
いまでも国旗は大好きだ。

そもそも国旗とはその国を象徴して敬意をもって大切に扱われるもので、オリンピックなどメダルを獲った人の国の国旗が掲げられる。
その国旗一つ一つにはきちんと意味があり歴史があるのだ。

秋になると色々なところで行われる運動会。
ぼくは小さい頃から運動会のときに掲げられる世界の国々の国旗がつながってる万国旗を見るのが好きでした。
しかし!ちょっと大きくなって国旗の意味とか知り始めたら
「あの国の横にアメリカの国旗はまずいでしょ!」
などと勝手に冷や冷やしていた。
今考えれば何も誰も気にしないであろう事を勝手に国際問題かのように焦っていた。











【似てる国旗コレクション】

世界の国旗には似ているものがたくさんあります。
みなさんもよくテストなどで
「あれ?こっちがハンガリーでこっちがブルガリアだっけ?」
なんて悩んだりしたんじゃないですか?
そんな似てる国旗たちを集めてみました。




まずは基本的なところからこの三色の組み合わせは実にきれいです。
けれどこの三色も国によって意味が違うのです。

「ハンガリー」は赤は愛国の血を、白は国民の清潔な心を、緑は将来への希望を表しているのです。
一方「イタリア」は緑は国土を、白は雪を、赤は情熱を表しているのです。

どうですかみなさん眠くなってきましたか?
もう少しついてきてくださいねー
これからまだまだ出していきますよ!




これはなかなか壮大ですよ。
こんなん一瞬で見分けるのだいぶ難しいです。
もはや脳トレですもん。

この6カ国はみなさんもうお気づきのように全てアフリカの国なのですが、アフリカの国はこの他の国の国旗でも赤と黄色と緑が多いのです。

この3色は「アフリカの色」といいまして「労働・正義・団結」を表しているのです。
このような3色の組み合わせで意味を表す国々は他にもあって、




うわうわうわ!
これなんか基本が「イエメン」であとは週末のパーティの日専用!みたいになってますけど、れっきとした国旗です。
ちなみにこの赤と白と黒が「アラブの色」といいます。
これはアラブの反乱旗をモチーフに独立の気持ちを忘れない!などの意味が込められてい るのです!












さてさてみなさんここまでは序の口です。しかも勉強も兼ねてでした。
ここからは一風変わった似た国旗を紹介します。




左は言わずと知れた「アメリカ合衆国」の国旗です。
そして右はアメリカの遠慮したバージョンではなくアフリカにあります「リベリア」の国旗なのです。
この国旗にはさまざまな深い意味がありまして、アメリカの国旗を手本に作られたのですが、赤と白の11本の線は独立宣言に署名した11人を表し、星は当時アフリカで唯一の独立国を表しているのです。




わちゃちゃー
こりゃぼくのミスでもなんでもありません!ちゃんと3つの国の国旗なのです。
左から「インドネシア」「ポーランド」「モナコ」です。
ポーランドはまだしもインドネシアとモナコはさすがにまずいでしょ。
実際同じだから変えてくれ!とモナコがインドネシアに抗議したのですが、なんだか結論がでないまま今に至るわけです。

しかし!まったく同じな訳じゃないのです!実は国旗の縦横比が違うのです!
これはみなさん覚えて帰ってもらいたい!

インドネシアが「2:3」!
モナコが「4:5」!

どうですか?この微妙な感じ比率の問題になってきましたよ! しかし!比率だけじゃないのが国旗です!




はい。きました。もはや間違い探し。
左が「チャド」で右が「ルーマニア」
わかりますかね?ルーマニアの方がチャドに比べて若干青が薄いんです!
これは微妙!少し陽に当てて色あせちゃったのがルーマニアです。
洗濯しすぎた感じです。
比率と色の濃さじゃなかなか区別はつきません。
まだまだあります世界の国旗コレクション

次回に続きます







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